『行動経済学』がビジネスに有益である1つの理由

はい、こんにちは、なおきちです。というわけで本日は、行動経済学がビジネスに有益である1つの理由について詳しく話していこうと思います。

 

まずこのチャンネルについて、コンセプトは生きづらさを知識で解消することです。人間の悩みには、HARMと呼ばれる4つのものがあります。

 

HARMとは?

これは頭文字を取ったもので、1つ目がHealth、2つ目がAmbition、3つ目がRelation、4つ目がMoneyですね。健康・美容、夢・将来、人間関係・恋愛、お金の4つの悩みを人間が持っていると言われています。

 

この悩みを解消することで、人生をよりよいものにしていこうというのがこの動画のコンセプトです。生きづらさを知識で解消する。このチャンネルは、僕とあらやの2人でやっているもので、なおきち編の動画のテーマは、生きづらさを知識、特に行動経済学で解消するということをテーマにしています。

 

行動経済学とは何か

前回の復習になるんですけど、行動経済学とは何かというと、定義、人間の経済行動の仕組みを解き明かし、世にあふれる様々な経済現象をより深く理解する学問のことです。

 

行動経済学は心理学とも深く結びついているので、人間の行動や考え方、というのを理解することができるんですよね。つまり、人間関係とかお金という悩みについて、直接的にアプローチしていくことができる学問になります。

 

この行動経済学というのは、もちろん人生に有益である、有用であることは間違いないんですけど、特に今回はビジネスにおいて有益だというのを、何で有益なのかというところについて、深く詳しく具体例を挙げながら話していこうと思います。

 

経済学が想定する人間像が変化してきている

先にこれ、結論なんですけど、伝統的な経済学、これまでの経済学では人間の行動を説明できなくなってしまったんです。何かというと、これまでの伝統的な経済学が想定していた人間と、現在の我々が想定している人間像というのが大きく異なってしまっているんです。

 

じゃあ伝統的な経済学が想定していた人間というのは何なのか、というと、皆さんも一度は聞いたことがあると思うんですけど、合理的経済人、ホモ・エコノミクスと呼ばれています。

 

合理的経済人、伝統的な経済学が想定していた人間像は、まず「感情に左右されないだろう」そして「出来る限り商品を安く買いたいだろう」「自分のことを完璧にコントロールできるだろう」「自分さえ満足すればそれでよいだろう」この4つの項目の特徴を持っているのが合理的経済人で伝統的な経済学が想定していた人間だと考えられていました。

 

生身の人間の実像は大きく異なっている

この4つの項目を皆さん聞いて、あなたこれ想像できたかって話なんですよね。「自分これだわ」と、「俺、合理的経済人だわ」と思える人はなかなかいないですよね。

 

生身の人間の実像としては、1つ目、人が欲しがるものが欲しくなる、2つ目、価格が高い方を買っちゃうんだ、いつもではないですよ、常にではなくて、価格が高い方を買っちゃうこともあるんだということですね。

 

3つ目、深く考えずにお金を払ってしまう。4つ目、自分のためにならないこともする。この2つ、合理的経済人と、現在の生身の人間の実像、比べてみると、真逆ですよね。

 

感情に左右されないと、人が欲しがるものが欲しくなる。出来る限り安く買いたいと、価格が高い方を買う。自分をコントロールできると、深く考えずにお金を払う。自分が満足すればそれでよいと、自分のためにならないこともする。これは真逆です

 

それで、皆さんこれね、ちょっとまだピンとこないかもしれないので、実際に具体例をね、挙げていこうと思います。

 

人が欲しがるものが欲しくなる

例えば友達が、あるゲームを欲しがっているとしましょう。まあNintendo Switchでもいいですけど、PlayStation4でもいいかもしれないですね。欲しがっているゲームがあって、「いやー俺これ欲しいんだよね。」って友達に言われたら、なんとなく興味が沸いて、欲しくなってしまいますよね。

 

そこで、いやいや、俺は今仕事に集中したいんだ、とか、受験勉強頑張りたいんだとかいう理由で、感情に左右されず強靭なメンタルを持ってゲームは要らないと決め付けることってなかなか難しいですよね。

 

これは特に、タバコとか、お酒とか、中毒性の高いものでも言えます。人が美味しいものを食べてたら食べたくなっちゃうのが人間だし、人がお酒を飲んで楽しそうにワイワイしていたら混ざってお酒を飲みたくなるのが人間の性というものですよね。

 

感情に左右されないというのはなかなか考えにくい。人が欲しがるものが欲しくなってしまうのが現代の人間です。

 

価格が高い方を買う

高級ブランドの服を皆さん一度は手にしたことがあると思うんですよ。別に高級ブランドじゃなくても、ちょっと高い靴とか、服って買っちゃいますよね。

 

本当だったら出来る限り安く買えればいいんだったら、別に中古のものでもいいですよね。中古の安い服でもいいと思う、古着でもいいと思うんですよね。でも、やっぱりどうしても、こう周りの目が気になるから高いものを買ってしまう。

 

高級ブランドの服とか靴。それで、深く考えずにお金を払うということもよくあります。僕がパッと浮かんだのはよく分からないお土産ですね。よく分からないお土産買ってくる人いますよね。

 

何でこれ買ってきたの?って。後から考えたら、このお土産別にいらなかったな、何の機能も無いしな、って思う。

 

合理的経済人は、自分をコントロールできると言われているけれども、生身の人間実はそうではないんですよね。深く考えずにお金を払ってしまう場面が大いにしてあるわけです。

 

自分のためにならないことをしてしまう

例えばね、恋人のためのプレゼントとか。まあ結果的に自分のためになるのかもしれないけど、恋人が喜んだらいいなと、彼氏・彼女が喜んだらいいなと思ってプレゼントを買いますよね。自分が満足すればそれでいいわけではない。

 

家族とか恋人が喜んでくれたらいい、っていうふうに思う。こっちの方が感情的で、何かこう、好きになるような人間ですよね。人間像ですよね。合理的経済人とは、全くの真逆です。

 

ただこれまでの伝統的な経済学っていうのは、こういう人達、合理的経済人を対象としていて、生身の人間の実像っていうのを、捉えきることができなかったんですね。

 

人間の行動は多様で複雑

結論として、人間の行動というのは多様で複雑だというふうに分かったと。じゃあどうするかということで、行動経済学が誕生しました。

 

行動経済学というと、何か言葉が難しそうですけど、こういうふうに、生身の人間の実像に沿って、人間の心理や行動とか、様々な経済現象というのを学んでいく学問なので、すごい我々にとって身近なものです。

 

行動経済学というのはビジネスに必要不可欠

理由として挙げられるのは、1個は、一見不可解な人間の行動を解明するのが行動経済学なので、こういうふうな生身の人間の実像を捉えられない人間がビジネスをやれるわけがないからですね。

 

「いやいや、感情に左右されないでしょ」とか「安く買いたい」と思っている人はビジネスを上手く行うことができないですよね。

 

生身の人間はこうなんだと、じゃあこういうふうな人達に「どうやったら喜んでもらえるか」「どうやったら求めている価値を提供できるか」というふうに考えるのがビジネスなので、行動経済学はビジネスにおいて必ず必要であるし、有益であるというふうに言えます。

 

現代社会の3つの背景

ほとんど今回の動画の結論は言ってしまったんですけど、ここからはね、特に具体例を混じえて現代の社会について話していこうと思います。

 

1つ目、物質的に豊かになったこと、2つ目、消費者の価値観が、すごい多様化していること、3つ目、単純な想定では、人間は理解できなくなってしまったことの3つが挙げられます。

 

物質的に豊かになった

三度の飯より○○が好き、という言葉が使われるようになりましたね。三度の飯より車とか、サッカーとか。まあ僕はサッカーがすごい好きなんでサッカーですけど。

 

でも本来、物質的に豊かじゃなかったら、飯って生きていくために必要なので、ご飯は絶対食べますよね。何よりもご飯を優先するはずなんですよ。でもそんなことは無くなったと。フードロスっていう言葉が流行っているくらいですから、食料は有り余ってしまっているわけですよね。

 

消費者の価値観が多様化している

現代の社会っていうのはすでに変容している、価値観も大きく変わっていますね。商品機能よりもサービス価値、商品機能よりも企画性、商品機能よりも承認欲求、商品機能よりも夢や希望。

 

これまでの商品機能、例えば食べ物とかお風呂とか寝るとことか生きていくために必要なものの商品機能よりも、こういったサービスの価値や企画性、承認欲求、夢や希望というものを求める人間が増えてきた。

 

これは、これまでの合理的経済人という想定からは遥かにかけ離れているものです。商品の機能よりもサービス価値というのは、例えばレクサスのディーラー、これは日本の高級車でレクサスというね、車があるんですけど、そのディーラーに僕一回行ったことがあって。

 

あらやの付き添いで行ったんですけど。彼が言ってたのは、別にレクサスの車に乗りたいわけじゃないと。そうじゃなくて、僕はレクサスのディーラー、レクサスが提供しているサービスというものに価値を見出しているんだと言っていました。

 

車の機能よりも価値を見出している。そこに行ったときに、お菓子とか、紅茶っていうのを提供してくれたんですよね。すごい手厚いサービスをしてくれたと。そこに、僕も惹かれましたし、やっぱあらやも惹かれてたってことですね。

 

それで、企画性というのは、オンラインサロン、まあ分かりやすい例ですね。商品の機能、コミュニティの機能、人がいるっていうことよりも、企画性が面白いとか、こういうふうにプロジェクトをやっているのが楽しそうとかいうふうな理由でオンラインサロンにお金を払う人達がいます。

 

承認欲求というのも挙げられます。商品機能、例えばタピオカドリンクとかですかね。

 

タピオカの飲み物、タピオカ自体が価値があるというわけではなくて、どっちかって言うと、それがインスタ映えするからとか、友達が行ってたからとか、皆に見て欲しいからとか、そういうふうな承認欲求とか、店舗が可愛いからとか、そういう承認欲求とか欲望でインスタ映えを狙ってタピオカドリンクをわざわざ買いに行っているわけですよね。

 

これは価値観大きく変化していますよね。だって本当に商品機能だけ求めるんだったら、別にタピオカなんていうものは自分で作ることもできるわけですよね。

 

別にわざわざ渋谷とか原宿とかに繰り出さなくても飲むことができるのに、皆やっぱりお店が可愛いとか、皆が飲んでるとか、そういう理由でそういうところに、わざわざ街に繰り出すわけですよね。価値観多様化してます。

 

それで、夢や希望。これはまあ分かりやすいのはディズニーリゾートですね。商品の機能、もちろん乗り物も面白いし、アトラクションも最高だと思う、パレードも楽しい、とは思うんですけど、皆さんね、それだけだったらあんなに流行らないと思うんですよ。

 

あんなに人が大勢いるわけがないと思っていて。だって、よくよく考えてみてください。休日に行ったらもう行列で入れないし、中も混雑で結局乗れなかった、みたいな、結局ほとんど乗れなかったみたいなこともあるわけじゃないですか。

 

でも皆、そこにある夢とか希望とか、そういうふうな雰囲気に惹かれて皆行っているわけですよね。だって本当に、アトラクションだけを楽しみたいんだったら、別にね、他にあるわけじゃないですか。

 

東京にだって、としまえんだったり花やしきだったりあるわけだし、遊園地だって東京ドームシティもあるし、富士急だってもっと怖いジェットコースターとかがあるわけじゃないですか。

 

なのに、皆ディズニーリゾートに圧倒的に押し寄せているのはやっぱり夢とか希望、ウォルト・ディズニーが掲げている理念、未完成の状態、というのを求めて皆そこに行っているわけですよね。こういうふうに、消費者の価値観というのがすごい多様化しています。

 

単純な想定では理解できなくなってしまった

現代の社会、「安ければ安いほうがいい」というふうな合理的経済人の考えでは無い、プレゼントっていうものがあるわけですね。

 

100円のプレゼントをあげましたってなったときに、安ければ安いほうがいい、俺は安いほうがいいから、プレゼントを安くしようって思う人はあんまりいないですよね。

 

相手に喜んでもらうために、こういうプレゼントをあげようっていうふうに思って、ある程度値段の張ったものを、価格の高いものを購入して渡すわけですよね。

 

昔はね、安かろう悪かろうっていうふうな言葉もありました。安かろう悪かろう信者は、ファストフード、ファストファッションというのを拒絶しましたよね。安かろう悪かろうなんだから、こんなんよくないだろう、というふうに言う。

 

いやいや、安かろう悪かろうは全然そんなことないでしょうと、いうふうに言う人達は、高級料理、高級ブランドというのを否定するわけですよね。いやいや、そんな安くていいよ、ファストフード、ファストファッションでいいよ、というふうに言うわけでうすよね。

 

これも、単純な想定だったら、普通に安いほうがいい、安いほう買いたいわけですよ。だから皆ファストフードとかファストファッションだけに流れるはずなんですけど、高級料理とか高級ブランドを求める人もやっぱりいるわけですよね。

 

まあこういうふうに単純な想定では全く理解できない状況になってきている、というふうなことでこの行動経済学というのが誕生しました。これはビジネスにおいて必要不可欠ですよ、ということです。

 

需要曲線と供給曲線

まあちょっとね、最後軽く経済の話をしておこうと思うんですけど、需要曲線と供給曲線というのは皆さんご存知でしょうか。こういうよく見たことがあるね、図ですね。供給曲線では、価格が下がったら、商品を提供する人、供給する人って売りたい量が減るわけですよ、数量が。

 

価格が縦軸で数量が横軸ですね。減っていくわけ。簡単に考えてください、ここ簡単で大丈夫です。需要曲線は、価格が下がったら、買いたい量、消費者が買いたい量は減るんじゃないかって思われてた。

 

供給曲線はこれ正しいですよね。価格が下がったら当然売りたくないわけじゃないですか。高ければ高いほどいいですよね。あなたがもし商売やっていたとして、高い値段で売るんだったらいいですよね。1万円の商品を10万円で売ったほうが絶対儲かるわけだからそっちのほうがいい。これは正しいと思う。

 

ただ、消費者に立場になって考えてみたときに、これ正しいのって思うことがあって、じゃあ価格が下がったら、買いたい量って減るのかって言われるとそうじゃないんですよ。現代の社会ね。

 

価格が高くたって、買う人もいるわけだし、なんなら価格が低いと、価格が安いと、質が不安だというふうに思って、価格が高いほうが売れ行きが伸びたみたいな事例も沢山あるわけですよ。

 

だから伝統的な経済学における需要曲線と供給曲線というのは現代ではほとんど通用しなくなってきてしまっているのではないかというふうな、例外もあるわけです。基本的にはこれでいけると思うんですけどね。

 

人間の行動を説明できない

なので、伝統的な経済学っていうのは人間の行動を説明できないわけですよ。こういうふうに、ホモ・エコノミクスとか生身の人間というのが全く別のものだと。じゃあこの生身の人間の実像っていうのを理解するために、行動経済学というものが生まれましたと。

 

現代の人間の本当の存在、実像というのを理解するために行動経済学というものがあると。だからこれを理解しないとビジネスが上手くいくわけがないですよね。合理的経済人だけをターゲットにしたビジネスなんていうのは、全く立ち行きがいかなくなるわけ、にっちもさっちもいかなくなるわけですよ。

 

現代の人間がどういうふうな欲望を持ってどういうふうな購買行動をするかっていうのを分からないと意味が無いわけですよね。なので、ここにはビジネスにおいて有益である1つの理由、というかこれしなかないです。この理由だけです。

 

それで、こういうふうに物質的に豊かになったり、消費者の価値観がすごい多様化していたり、単純な想定では理解できないパターンが増えてきている、というわけですね。

 

無理なく幸せを手に入れよう

というわけで最後になんですけど、動画の概要欄ね、是非チェックしてみてください。無理なく幸せを手に入れようっていうことを目標に掲げて、我々はブログやメルマガをやっています。

 

ブログではこういった動画とか、ツイッターで発信していることとかっていうのを一件にまとめたものっていうのを提供していきます。メルマガでは、幸せって何?生きづらさって何?ということをもっと深くね、14日間に渡って話していっています。

 

是非ね、今ね、Webでつき5万稼ぐ方法5選の限定プレゼントもあるので、そちらを今すぐにゲットしていただいて、14日間、幸せとは何だろう、どうやったら今の生きづらさを解消できるかな、どうやったらもっとビジネス上手くできるかなっていうことについてね、深くお伝えしていくので、是非その考える機会というのをメール講座で受講して学んでいただければと思います。

 

生きづらさを知識で解消する

一番最初のコンセプト、生きづらさを知識で解消することを目指してね、行動経済学を基にビジネスのね、もちろん人生全てにおいて有益な行動経済学を学んで今後の人生をよりよいものにしていってほしいなと思います。

 

まとめ

はい、それでは今日の動画も見ていただきありがとうございました。また明日からもね、行動経済学について、もっと分かりやすくもっと沢山の事例があるので、それについて深く話していきたいと思います。

 

それではまた次回の動画でお会いしましょう。それでは、ありがとうございました。失礼致します。

 

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