人生を成功したいならこれを鍛えなさい

どうも、みなさん「あらや」です。

本日のテーマは人生を成功したいならこれを鍛えなさいということです。人生の成功ってなんでしょうね。成功には結構いろいろな考え方があります。

お金が欲しいとか自由が欲しいとか時間が欲しいとかあると思いますが、時間が自由になってお金があって、家族がいてみたいなものが一般的に言う幸せの定義ですかね。

お金だけを稼いでも幸せにはなれないですが、ある程度のお金は必要ですけれども。

ではこれを鍛えなさいとは、一体なんなのでしょうということで、カナダの心理学者のアルバート・バンデューラさんという方が、提唱している自己効力感というものが人に行動するか否かを決定するための重要な要因と今日はここにメモしてあります。

自己効力感とは

自己効力感というものを聞いたことない人も結構多いのではないかと思います。自己肯定感などは最近流行っていますけど、自己肯定感とは少し違います。

簡単に言うと自分の能力があり、自分が達成できると確信があれば、自己効力感が高い状態です。逆に自分には能力がなくて無理だと考えていれば自己効力感が低い状態です。

「新しいことに積極的に挑戦する」、「実行に移すまでが早い」、「ミスをしても過度に落ち込まない」、「できない理由よりどうすればできるかを考える」、「前向きな発言が多い」、「周りから学ぶ姿勢を常に持っている」という人が自己効力感の高い人の特徴です。

反対に「失敗を恐れて自分から新しいことに挑戦しない」「行動に移すまでに時間がかかる」「諦めるのが早い」「ネガティブな発言が多い」「他人のアドバイスを活かせない」「すぐに落ち込む」など、基本的に自己効力感が低い人はみんなから嫌われる人が多いです。

僕も色んな人とお話させてもらっていますが、自己効力感が高い人はいわゆる意識高い系みたいな感じに捉えられたりしますけど、新しいことに挑戦して、実行に移すまでが早くて、過度に落ち込まなくて、どうすればできるかを常に考えていて、前向きな発言で学ぶ姿勢を常に持てると大体好かれます。

でも、その逆でネガティブなことばっかり言って他人のアドバイスを聞かない、活かせないという人は基本的にダメです。これ本当にダメです。

そして諦めるのが早いというのは必ずしも悪いことではなく、損切りが早いとも言えるので、必ずしも悪いことではないです。

損切りって自己効力感が高い人の場合はミスしても過度に落ち込まないから諦めるのが早くても、次の実行を考え、どうすればできるのか、すぐに次の段階を考えるのですけども、自己効力感が低い人が諦めるのが早いというのは、諦めたまま何もしないことです。

こうなると絶対に成功はしません。そこで終わっていますから。

自己効力感を上げる実験

成功失敗と自己効力感の相関性についていろいろな文献を調べてみたのですが、2004年名古屋大学の中西先生という方が行った実験によると、被験者は高校生80人、男女バラバラ、そのうち60人に対して面接を行い、自ら考えさせる形で失敗の方略帰属、つまりどう向き合うか、どういう方向に活かせるかというのを先生が、失敗についてだけ促したか、もしくは成功についてだけ促したかという面接を行いました。

面接前後の自己効力感の変化、および面接での方略帰属、どういうふうに向き合わせたかを通じて思いつく、今後用いようとする手段の特徴について研究をしました。

その結果、面接後において成功について促した人たちのほうが、失敗について促された人たちよりも自己効力感があきらかに情報の優位性が見いだされました。

「どうしてできなかったかを考えなさい」とだけ失敗を突き詰められることは、学校とかでもありますし、職場でもダメ上司とかがよくやっていますが、なぜできなかったか考えろと言われた生徒は自己効力感が下がってしまったのです。

逆に原因をもとにどうすればいいか考えなさいと、前向きに改善を提案された生徒は自己効力感が上がる傾向にあったそうです。この差が、かなり大きく8.5くらいになっています。

タバコを吸うと肺がんになるになるというのは結構有名な話ですが、タバコと肺がんの関連性よりも断然高いのです。タバコと肺がんは2.3ほどの相関性ですが、8.5はかなりすごいですよね。

基本的に「お前なんでできないんだよ」という言われ方をすると自己効力感が下がりがちになります。会社で先輩や上司から言われて、「なんで俺できないんだろう」と思うのは、あなたが悪いわけではないです。

基本的に自己効力感が低いように、上司や先輩が向かわせてしまっているのです。

もしあなたが先輩や上司だとしたら「どうすればいいか考えなさい」と提案を促してあげると良いです。自己効力感低くしてくる人の話は基本的に聞かないほうが良いです。

次に自己肯定感という言葉ですが、自己肯定感とは自分の存在を肯定できる力です。自分を認める、失敗しても今度は頑張ろう、自分には価値があるという考え方です。

これ僕はあまり好きではなくて、そもそも催眠に近いのです。できなくて心が傷ついている時や、自分がダメダメで鬱みたいな時に自分を受け入れるのは、医学の世界では良いのですが、前に進もうとか、ビジネスの分野で新しいことを始めよう、収入をアップさせよう、これから幸せになっていこう、ということを考えるとこれだけでは前に進めません。

先に進まないということは結果的に不幸になるので現状から抜け出せません。

そのため、傷ついた心を癒やすのには良いですが、耐えきると逆に得意になりますので、僕は自己肯定感があまり好きではありません。自己肯定感よりも自己効力感を高めたほうが成功します。

自己効力感をあげるには

自己効力感の上げ方は5つの分野にカテゴライズされます。まず達成経験で、自分が何かを達成した、何かを成功させたという達成経験が大事です。

次に代理体験です。自分以外の人が成功、達成したのを観察した経験です。人が達成したり成功したりするのを見ているだけでも自己効力感は上がります。

すごいですね。逆に失敗している人を見ると下がるので気をつけてください。これは後で話します。

次に倫理的説得です。自信に遂行する能力があることを言語で説明されることで、少し難しいのですが、要は自分が今やりたいことなどをはっきり言葉で説明できることです。

自分のやりたいことを深堀りしていくと、「なんでだっけ」という人が多くなるのでここは鍛えたほうが良いです。次は生理的情緒高揚で、本当に難しい心理学の単語ですが、ドキドキやワクワクといった高揚感のことです。

ドキドキ・ワクワクというのは自己高揚感を上げるのにも大事ですし、僕が大事にしている好奇心に作用する大事な要素なので、これがない人生はつまらないですよね。

つまらない人生=不幸な人生にもなり得ます。「俺は不幸じゃないよ」と言う人もいるかも知れないですが、ドキドキ・ワクワクしている人生のほうが楽しいですよね。楽しい人生を送りたいのならば生理的情緒高揚を高めたほうが良いです。

最後に創造的体験です。これは自身や他者の体験の成功を想像するということです。代理経験に近いのですがこれは見るのではなく想像するだけで自己効力感が上がるものです。

つまり妄想力が高い人は自己効力感が上がりやすいということです。

達成経験の作り方

やり方ですが、まず一歩として達成経験を作るときにまず大事なのは、適切な目標を建てることです。10年後に年収10億円になりたいというのは適切な目標だと言う人はほとんどいないですよね。

基本的に今の自分の身の丈にあっていないような目標を立ててしまうと、そもそもやる気がでないので階段状に目標を作っていくというイメージで適切な目標を立てるのが大事です。

僕は朝早く起きるのは好きではないですけれども、朝8時とか6時と決まった時間に必ず起きるとかいうことです。

適切な目標を立てるときに大事なのが、すごく大変そうなことではなくて、少し大変そうなことをやる、背伸びしたら届かないくらいが良いのです。

そうはいっても目標を立てるのは結構大変なので、「全然自己効力感上がらないくて仕事できないよ」「能力がないよ」という人はもっと簡単なトレーニング方法があるので1つ紹介しておきます。

昔やってみて成功だと思ったことをリストにしてみてください。本当に小さなことで良いです。

朝早く起きられた、テストで良い点が取れた、受験に受かった、就職できた、良い排便が出たなど、本当になんでも良いのですが小さいことでもいいので、成功だと思ったことを箇条書きにしてみてください。

誰しも全部が全部失敗だという人はいないと思うので。いたとしたらそれはもうそれ以前の問題なので、なるべく自分が成功だと思ったことをリストにするのが大事ですので、やってみてください。

1個もないという人はひねり出してください。これがトレーニングなります。1個もないと言っている時点で先に進めないので、結果不幸になりますからね。

そこから抜け出せませんし。今の自分を認めることよりも過去に良かったことをリスト化したほうが人生先に進めます。

代理経験の作り方

2番目の代理経験ですが、僕もツイッターとかインスタグラムとかやっていて、これ見ている方もそういう方多いと思います。

代理経験仕方で一番簡単なのはSNSで自分に近いパーソナリティを持っていて、少し先に行っている人をフォローして、チェックするのが良いです。

ここで、気をつけなくてはいけないのが、ネガティブな人や自分より不幸そうな人をフォローしてしまうことです。代理経験は成功したものを観察した経験で上がるのですが、下がるのも簡単です。

自分より不幸な人を観察したとか、自分以外の人が失敗したのを見続けると代理体験になって、自己効力感がどんどん下がっていくのです。

なので、基本的に見ない方がいいですね。いろいろな考え方があるかもしれないけれど、脳科学の話なのでネガティブな話を見続けると、人はそっちに引っ張られてしまうので、成功したい人は見ないほうが良いです。

倫理的説得のやり方

倫理的説得ですが、適切な言語説得の作り方3つ教えておきます。1つ目に叱責によって動機付けしようとしないことです。

怒られたからできない、怒られたから能力がないのだということに紐付けようとしないで、どうすれば今成功するかを話し合うことが大事です。

「お前なんでできないんだ」などと人に言うのもダメです。どうすればあなたは成功できるのか、どうすればできるようになるのかという話し合いの方が大事です。

これはトレーニングで済むので。2番目に成功した時は褒めるのではなく、一緒に喜ぶのが良いです。この褒めるという言葉は、他のコンテンツでも言っているかもしれないのですが、褒めるというのは実は良くないです。

人と仲良くなりたいから褒めるという人がいますけど、あれは間違いです。基本的に褒めるというのは恩着せがましい感じになるので逆に人に嫌われます。やるとしたら、喜ぶとか感謝するほうがいいです。

 

3つ目に褒める時は結果ではなく過程にフォーカスする。例えば「100点取れたじゃん」とか、「この仕事すごいよくできたじゃん」、「営業成績よかったな」ではなく、過程にフォーカスすることが大事です。こうすることで、人は頑張れたりするのです。自分に対しても同様です。

高揚感を高めるには

4つ目5つ目は想像の世界なので今回は詳しく説明しませんが、生理的情緒高揚の上げ方はいつものやり方に飽きを感じたらやり方を変えてみるということが大事です。

例えば通勤している人でいえば、バスで通勤を徒歩に変えるとか、電車通勤なら1駅前で降りて歩いてみるとか、田舎だと1駅が遠いのですが、僕のいる茨城とかだとすごく遠いのであまりやらないのですが、都内でいつも降りている駅よりも1つ前の駅で降りてみるとか、いつも歩いているところから路地に入ってみるとか、少しやり方を変えてみるのが良いです。

ただ100%変えると人はついていけなくなってしまうので、20%くらい変えるのが良いです。

創造的体験を得るには

最後に創造的体験ですが、他人の上手くいっていることを一緒に喜ぶ姿勢ということなので、基本的には代理体験にすごく近いのですが、誰かが頑張っているとか、なにかに向かおうとしている時に、「この人上手くいったらどうなるんだろう」と想像するだけで良いです。

これは今すぐにでもできる簡単なことなので、5秒後にでも取り組んでみると良いと思います。

自分がいつもフォローしている人やいつも遊んでいる友人が上手くいっている姿を想像してみるだけでも自己効力感が上がるのですごく簡単ですよね。

ということで今日は人生を成功したいならこれを鍛えなさいということで、自己効力感でした。自己肯定感は鍛えてもしょうがないので、僕の中ではあまり好きではないです。

鍛えると傷つきにくくなるというのはあるのですが、先に行くなら自己効力感のほうが良いです。

これ以上のことやもっと詳しいことを知りたい人は、僕のメルマガや限定コンテンツなども配信しているのでそちらで詳しく話したりもしていますので、フォローや購読をしてみてください。

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